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仙境サイクル

陽朔サイクリング今日の予定は終日サイクリング。
自転車を一日15元でレンタル。 ざっくりとした案内と地図をもらいさっそく出かける。一通り道に迷った後ようやく仙境にたどり着いた。川に沿って進んでいくと周りの地形の起伏がどんどんと大きくなり、気がつくと辺りは一面奇岩に囲まれている。昨日の川下りは水墨画の世界にとけ込んでいくような感じだったが、今日は仙人の世界に迷い込んだ感じだ。眼前にそびえる奇岩のスケール感に迫力があり、自分の小ささを再確認されるようだ。 奇岩の中のあぜ道を迷いながらも進んでいく。
途中農作業のかごに子供を乗せている農民がいる。思わず写真がとりたくなったが写真を撮るとお金を請求されるのだろうとそのまま通り過ぎると彼女はやはりその場に座り込んだ。この辺りは同じ中国人だからわかることなのだろうか。

月岩仙人の世界を抜け大通りにでた。次に月山とよばれる奇岩を目指す。 ここはロッククライミングで知られてところらしく友人が是非以降というので大通りを下っていった。途中、ドライブインのようなところで桂林米面を食す。酸っぱくて辛いスープにプチプチ切れやすい太麺が入った不思議な印象の麺だ。食後のおやつに紫芋の焼き芋も購入。締めて15元也。

陽朔の眺めしばらくすると月岩に到着。 月岩は大穴の空いたでっかい岩だ。僕にとって月岩自にたいした興味もないのだが、友人はよほど興味があるらしくそこでロッククライミングをしている人たちと話し込んでいる。彼らのクライミングを見ていると実際すごい。月岩は丸くなっているので一番高いところでは天井に張り付いている。重力を無視したような何とも信じがたい光景だ。もしや彼らは仙人? この築山からの眺めは桂林の奇岩の中に在る村を見下ろしなかなかの絶景である。
月岩をクライムしているしている仙人達はどのような景色を眺めているのだろうか。