結局友人の持っていたロンリープラネットに乗っていた安宿にて一泊。30元なり。
翌朝、窓から外を眺めて驚愕!
本当に仙人の世界だ。街を取り囲むように奇岩が林立しそして広く緩やかな川も流れている。このおかしな風景を見た瞬間どこかリアリティーが喪失して仙人の世界に迷い込んでしまったような感覚にもなった。
とはいえ一歩土産物商店街にでると、あたりに響く怒号は一瞬にしてココは見た目はちょっと違うが本質的には何ら変わりのない中国であることを再確認させられるのであるs。
陽朔での観光ハイライトは川下りとサイクリング。
今日の予定は川下り。日中に町中を散策、友人がクロックスというサンダルが20元(300円)で売っているのを見つけ喜んで買っていた。深センでもたびたび見かけ奇妙なサンダルだと思ったが日本で流行っているというのを友人から聞いて私も購入。なかなかに履き心地がよい。夕方に川辺に行くとボートをこぐおばさん達が客引きをしている。値段交渉の結果二人で40元。
流れの緩やかな漓江を筏は下っていく。時間帯のせいか観光客もそれほど多くなくのんびりとした時間と緩やかな川の流れにのって筏は下っていく。
滑らかに進む筏はどんどんと水墨画の世界に入り込んでいく。右手、左手に奇岩が現れては消えていく、夕日が赤く岩を照らしている。筏の上でごろりと寝転んで空を見上げると鳶が飛んでいる。鳥になってこの風景を上から見たらさぞ爽快だろうな。などと考えているといつの間にか眠りに落ちていた。
やはり夜中の三時着は体に良くない。